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金刀比羅宮のご利益から石段の魅力までまるっと紹介!

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香川県琴平町にある金刀比羅宮(ことひらぐう)は、「こんぴらさん」の名で親しまれている、四国屈指の歴史ある神社です。

テレビ番組でもたびたび特集され、そのたびに「どんなご利益があるの?」「アクセスは?」と注目を集めています。

この記事では、金刀比羅宮のご利益、歴史、見どころ、アクセス方法まで、初めての方にもわかりやすく、やさしい口調でご紹介します。

金刀比羅宮とは?

金刀比羅宮(ことひらぐう)を詳しくご説明しますね。

海の神様として信仰される「こんぴらさん」

金刀比羅宮は、古くから海の守り神として信仰されてきました。

ご祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)と、平安時代の天皇である崇徳天皇(すとくてんのう)です。

江戸時代には「一生に一度はこんぴら参り」と言われるほどの人気を誇り、今も多くの参拝者が訪れます。

かつては神仏習合の霊場であり、仏教と神道の要素が融合した独自の信仰文化が育まれていました。

明治の神仏分離令を経て現在の神社の姿に至りましたが、今も境内にはその名残が見られます。

「こんぴらさん」という呼び名の由来

「金刀比羅宮」という名前は少し難しく感じるかもしれません。

ですが、「こんぴらさん」という呼び名は親しみを込めて使われており、地元の人々や全国の参拝者に長く愛されています。

金刀比羅宮のご利益とは?

こんぴらさんこと金刀比羅宮のご利益は、どういったことがあるのでしょうか?

航海・旅行・交通安全の神様

「海の神様」として知られる金刀比羅宮。

航海の安全を願う漁師さんや海運関係者はもちろん、最近では飛行機や車での旅行、安全運転のお守りを求めて訪れる人も増えています。

旅行前に立ち寄る方も多く、「道中の無事を祈る場所」として人気があります。

旅行安全のお守りは、飛行機の形や船の形をしたものもあり、遠方から来た旅行者にとっては旅の記念にもなります。

商売繁盛・家内安全にもご利益

地元では「こんぴらさんにお願いすると商売がうまくいく」と言われていて、観光業・飲食業の方などもお参りに訪れています。

家庭円満や家内安全の願いごとにも向いていて、絵馬にもたくさんの思いが書かれています。

絵馬掛所では願いが込められた色とりどりの絵馬が並び、訪れる人の真剣な気持ちに心を打たれることでしょう。

学業成就・健康祈願も

受験生や資格試験を控えた人にもおすすめです。

また、「病気がよくなりますように」といった健康面の祈願にも訪れる方が多く、体調回復や無病息災を願う人の参拝も目立ちます。

ご神札や御守りには「心願成就」「病気平癒」などさまざまな種類があり、自分や大切な人のために選ぶ楽しさもあります。

金刀比羅宮の見どころと楽しみ方

金刀比羅宮といえばこれ!という見どころがあります。

有名な785段の石段、本宮まで登ってみよう

「こんぴら参り」といえば、やっぱり785段の石段。

本宮まではしっかりとした上り道が続きますが、ゆっくり歩けば30分ほどで登ることができます。

途中には茶屋や休憩所もあるので、無理なく楽しめます。

登りきった先には立派な本宮と、讃岐平野を一望できる素晴らしい景色が待っています。

天気の良い日には、遠く瀬戸内海まで見渡せることもあります。

本宮へと続く785段の石段。歴史を感じる石畳の道
これが“こんぴら参り”の代名詞、785段の石段。登った先には絶景と達成感が待っています。

奥社まで行けば1,368段!達成感もひとしお

体力に余裕があれば、さらにその先の奥社まで足を延ばしてみましょう。

全部で1,368段になりますが、自然に囲まれた道のりはとても清々しく、心が整っていくような静けさを感じられます。

奥社に到着したときの達成感は格別で、自分の中にある迷いや悩みが少し軽くなるような気持ちになる人も多いとか。

登拝そのものが「願いを込めた行動」となり、心と体を整えるひとときになります。

歴史ある建物や宝物館も見どころ

境内には、江戸時代の文化を感じられる宝物館や、表書院など見どころがたくさん。

文化財の建築物、美しい庭園、神馬(白馬)など、神社をめぐる楽しみもたっぷりです。

特に表書院では、狩野派の障壁画や、藩主が宿泊したとされる部屋などが公開されており、神社建築や日本美術に興味のある方には見逃せません。

アクセス・参拝のコツ

金刀比羅宮までのアクセスと参拝のコツをお伝えします。

アクセス方法

  • JR「琴平駅」から徒歩約15分
  • 高松空港から車で約50分
  • 周辺に有料駐車場も豊富です

JR琴平駅の周辺にはお土産屋さんやカフェも並び、参拝の前後に寄り道するのも楽しいですよ。

参拝のベストタイミングと準備

朝の時間帯は人が少なく、澄んだ空気の中で参拝できます。

石段が続くため、歩きやすい靴と飲み物は必須。

雨の日は石段が滑りやすくなるので、注意しましょう。

また、境内の途中には杖の貸し出し所もあり、体力に不安がある方でも無理なく登拝できます。

御朱印を集めている方は、社務所で御朱印帳を忘れずに。

まとめ

金刀比羅宮は、歴史やご利益はもちろん、訪れるだけで心がすっきりするような不思議な魅力を持つ場所です。

石段を登ったあとの爽快感、美しい景色、神聖な空気──「こんぴらさん」には、日常の疲れを癒し、前向きな気持ちにさせてくれる力があります。

テレビで紹介されて気になった方も、香川を旅する機会がある方も、ぜひ一度「金刀比羅宮」での参拝を体験してみてください。

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